日本の貯蓄率はフランスの7分の1に低下!その理由は? All About

まずは、主要先進国の貯蓄率の推移をチェック

 

「タンス預金にへそくり、投資に回さず銀行預金」。
このような、日本人が貯蓄を好む風潮を表す言葉がありますが、
近年の日本にはこの言葉は当てはまらないようです。

次のグラフは、先進国の主要5カ国の家計貯蓄率(以下、貯蓄率)を比較したものです。

 

家計貯蓄率の国際比較

 

 

このグラフによると、

  • フランス 16.2%
  • ドイツ 10.4%
  • イギリス 6.5%
  • アメリカ 4.2%
  • 日本 2.3%

となっています。

グラフが始まっている1995年を見ると、
日本は5カ国の中ではフランスに続いて2位でした。
ところが、わずか7年で最下位に転落しています。こ
んなに下落が著しいのは日本くらいです。

4位のアメリカはずっと低空飛行ですが、そのアメリカすら下へ抜いてしまいました。
アメリカで生活をしたことがある友人の話などを聞いて、
筆者は日本人のほうが堅実的で、アメリカ人のほうが浪費的なイメージを失礼ながら持っていたので、
この結果には驚きました。

日本人は堅実的ではなくなってしまったのでしょうか。

 

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