【FP事務所アイプランニングだより】第1号です!よろしくお願いします!

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの飯村久美です。

この度、メルマガを発行することになりました!
どうぞよろしくお願いいたします。

お金の知識は身につけておいて損なことはありません。
しかし、お金の知識を持たないで大人になった人たちも多いと思います。

人生100年時代と言われる中、将来に向けて何をしたらよいのか
わからないという声も寄せられます。

私がFPの資格を取った20年前から比べて、家計を取り巻く環境は
大きく変わってきています。

安心できる将来にするためにも、現役時代のいま、できることをやって
いきましょう。

知っておきたいお金の知識をわかりやすくお伝えして、
皆さまのマネーライフにお役立ていただけたら嬉しいです。

では早速、ご覧ください。

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1.コラム『年金はいつから受け取るのがお得?!』
2.『ズボラでもお金がみるみる貯まる37の方法』好評販売中
3.「マネー現代」掲載
『つみたてNISAかiDeCo、絶対に失敗しない選び方「8つの技」』
4.フジテレビ『とくダネ!』2018年11月5日出演
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1.コラム『年金はいつから受け取るのがお得?!』
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『年金はいつから受け取るのがお得?!』

先日、厚生労働省が年金を70歳からもらった場合の試算を
初めて公表しました。

モデル世帯の夫婦で、65歳から受け取るより
年金額が月10万円アップするというもの。

私も『とくダネ!』という番組に出演し、解説させていただきました。

年金は何歳からもらうと得になるのか。ポイントをお伝えします。

・・・・・・

公的年金には国民年金と厚生年金があります。

年金に10年以上加入していると、65歳から国民年金と厚生年金それぞれ
加入していた分の年金が受け取れます。
(生年月日によって、65歳よりも前にもらえる年金がある人もいます)

●65歳よりも前に年金を受け取りたい人は、
「繰り上げ受給」の申請をします。

繰り上げ受給を選択すると、本来もらえる年金額より
「繰り上げをした月数×0.5%」が減額されます。

 (例)1年早めて64歳からもらうと、
本来65歳からもらうはずの年金額より12か月x0.5=6%ダウンします。
最大5年早めて60歳からもらうと、
本来の年金より30%減ります。
この年金額は一生涯変わりません。途中で変更もできません。

●一方、66歳以降に年金を受け取りたい人は、
70歳までの間に「繰り下げ受給」をすることができます。

こちらは「繰り下げた月数×0.7%」が増額されます。

 例)1年遅らせて66歳からもらうと、
本来の年金額より8.4%増えます。
最長の70歳から受け取ろうとすると、
もらえる年金額が42%アップします。

65歳からの受給、繰り上げ、繰り下げ、どちらがお得になるかは、
何歳まで生きるかがカギになります。

●『繰り上げ』の場合は、もらい始めてから16年8か月を過ぎると、
65歳からもらっていた方がお得だったということになります。

●『繰り下げ』の場合は、もらい始めてから12年を過ぎると、
繰り下げの方がお得になります。

何歳まで生きるかを予想するのは難しいところではありますが、
大切なのは、年金は生きている限りずっと受け取れるので、
【長生きの備え】になるということです。

ソントクよりもそちらに目を向けて考えていきましょう。

また、国は高齢者が長く働けるよう環境を整えようとしています。

現在65歳から支給されている年金が70歳からになる可能性も見据えて、
できる限り健康で長く働けるように、スキルアップや丈夫な体づくりを
今のうちからやっておきたいですね。

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