【FP事務所アイプランニングだより 第63号】インフレ時代への転換

こんにちは!
アイプランニングの飯村久美です。

今日から新年度スタートですね!

暖かい気候になり、ようやく各地で桜の開花だよりが届くようになりました。

私も仕事仲間と公園でランチをしたり、25年来のママ友達と集まったりしてきました。(まだ一部咲きでしたが(^^;)

桜の木の下では毎年、いろんな思い出があります。

ママ友達とは、独立した子供たちの成長を感じるとともに、いろいろあったね~懐かしみました。

久しぶりに会っても一緒にいる居心地の良さは変わらないものだなと思いました。

今週、見ごろになりそうですね。

2024年の桜を楽しみましょう♪


◆━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
1.コラム「インフレ時代への転換」

2. コラム「野菜を長持ちさせるコツ 」

3.メディア掲載

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1.コラム「インフレ時代への転換」 
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日銀は3月19日の金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除を決めました。
17年ぶりに利上げを行うことになります。

2024年の賃上げ率は5.28%と、33年ぶりの高水準となり、2%のインフレ目標を持続的、安定的に達成できる環境が整ったとのことで、解除が決定される模様です。

そうなると賃金が増え、消費も増えて、物の値段も上がっていくという好循環になり、いよいよデフレから脱却できるかもしれません。

日本は、企業物価指数で1991年11月以降、消費者物価指数で1998年9月以降デフレとなっているため、30年近くにわたって続いていたデフレがインフレに変わることになります。

デフレからインフレに変わると、老後資金についても考え方を変える必要も出てきます。

今まではデフレだったため、入社してからコツコツと貯蓄していたお金は、今の時代でも同じ価値、場合によってはそれ以上の価値で使うことができました。30年前に買いたいものを我慢して貯蓄した1万円は、技術の進歩と共に当時よりももっと価値のある商品を手にできる1万円になっているかもしれません。

しかし、インフレになるとお金の価値は相対的に下がっていくことになります。
将来のためにコツコツ貯めていっても、このまま2%のインフレが続くと、10年後にはお金の価値が20%ほど下がっている計算になります。せっかく1万円を貯蓄しても、1年後には9800円、10年後には、8000円の価値しかなくなっている計算になってしまいます。

インフレ時代になると、貯蓄よりも消費をしたほうが得になるケースも出てきます。
例えば、住宅ローンで言えば、1%以下の金利になっていることもあるので、ローンが残っていれば残っているほど得になるケースもあります。
具体的な数字を挙げてみましょう。

2000万円のローンが残っているとして、1年間で払う利息は金利1%とすると20万円になります。しかし2%物価が上昇すると、1年後の2000万円の価値は1960万円(2000万円÷1.02)の価値しか返さなくて良いことになります。20万円の利子を足しても約1980万円になります。

逆に5000万円の家は、来年は5100万円になっていてもおかしくないことになります。(ただし金利が1%上昇すると住宅ローンが高くなり住宅が売れなくなるので、住宅価格は0.5%下がるとも言われています。)

インフレ時代になると、貯蓄ならば、物価の上昇率以上の金利で貯めたいですし、場合によっては、消費に回すほうが良いケースも増えていくため、これまで以上に満足度の高いお金の使い方についても考えておいた方が良いかもしれません。


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2.コラム「野菜を長持ちさせるコツ」
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4月から食品が2806品目値上げとなるようです。
食費はここ2年で約10%上がっています。

買ってきた食材は、ロスさせることなく、上手に使い切りたいですね。
今回は、野菜を長持ちさせるコツを紹介したいと思います。

【冷蔵保存に適する野菜のひと工夫】

・キャベツ、レタス
芯につまようじ3本を(三角形のように)奥まで差し込んで、キッチンペーパーで包みポリ袋に入れる

・トマト
ヘタの部分を下にして、1つずつキッチンペーパーで包みポリ袋に入れる

・ピーマン
3~4つまとめてキッチンペーパーで包みポリ袋に入れる

・パプリカ
縦にカットしてタネとワタをとり、切り口をキッチンペーパーで拭き取りラップで包む

・ゴーヤー
縦にカットしてタネとワタをスプーンでとり、切り口をキッチンペーパーで拭き取りラップで包む

・にんじん、きゅうり、ネギ、ほうれん草、小松菜、とうもろこしなど
立てて保存する

(野菜は生きものなので畑から収穫しても同じような状態が望ましい)
(牛乳パック1/3~1/2程度カットして野菜室におくと整理しやすい)


【冷凍保存に向く野菜】

過熱して食べる野菜はほとんど冷凍できる。(生で食べる野菜は冷凍には不向き)
レンジで解凍せずに、そのまま調理をするとよい。

・白菜
→塩もみしておくと、解凍して漬物になる

・ほうれん草
→下茹でしてあくを抜き、水気を絞って冷凍するとよい
(小松菜などほかの青菜はそのままカットして冷凍でOK)

・とうもろこし
ヒゲと外側の葉を2~3枚むいて、冷凍用保存袋に入れて冷凍する
→凍ったまま茹でるか、電子レンジでチンすればOK

・ネギ、しょうが、しそ、みょうがなどの薬味もカットして冷凍すると便利

・単品で冷凍保存もできるが、複数の野菜をまとめて保存すると時短になる

1.カレー、シチュー、肉じゃが・・・じゃがいも、にんじん、玉ねぎをカットしてまとめて保存袋に入れる

2.味噌汁・・・好きな具材をカットしてまとめて保存袋に入れる

いかがでしたでしょうか。

1.2は長期保存できる上に、時短調理になるのでオススメです。

是非、やってみてください♪


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3.メディア掲載
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・3月6日NHK-FM「ひるどき!さいたま~ず」に出演し、新NISについてお話させていただきました。

・「レタスクラブ」4月号「物価高どう乗り切る?!みんなの節約白書」で解説させていただきました。

・「サンキュ!5月号 創刊28周年記念」「お金の育て方」の座談会に登場しています。

・「女性セブン」3月28日号の新NISAの記事に取材協力しています。


今回もお読みいただき、ありがとうございました!

新年度が皆様にとって、実り多い素敵な1年になりますように。


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